繁盛しているからといって良い歯科医とは限らない

保険医療にこだわるある歯科医は、患者が多く、はやっている医院が良いとは限らない。はやっている医院は先生がにこやかで営業トークがうまいだけの場合 があると言う。歯科医から「検診に来て下さい」というハガキが届いたことのある人はいないだろうか。歯周病・むし歯の原因となる細菌は除去後約3か月で元の細菌の数に戻ると言 われている。このため受診後3ヶ月ぐらい経った患者に、いわゆる検診のお知らせを送る歯科医院が多いようだ。定期検診は歯の健康を保つ上で大切である。しかし気をつけなければいけないのは、すべての人に検診が必要ではなく、歯周病やむし歯の可能性が低い人に検診は必要ない。前述のように保険医療にはいろいろな制限があって、患者からどこかが痛いとか出血があったというような症状の訴えがあれば、検診は治療のために必要な診断となり、保険適用の対象となる。しかし、特に悪いところがない人の検診は、現行の制度では保険適用外となり、すべて自費となる。
これまでは医師が広告や宣伝で患者を誘引することは医師の品位を害するものであ
り慎むべき行為であるとされ、法律で規制されてきた。しかし最近その規制が緩和さ
れ、健康診査の実施が広告できる事項となった。この DMにより患者数が増え、売
上げ増加につながったという歯科医院もある。歯科医も営業をする時代になった。に
こやかで営業トークが上手だと「この先生は、私の歯を守ってくれる良い先生」と思
うかもしれないが「はやっているから良い歯医者」と安易に判断しない方がよい。

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