エイトスター・ダイヤモンド

形と輝きが最も美しいエイトスター・ダイヤモンドが、不思議な物語を持ったダイヤモンドに昇華していくようです。物欲や虚飾の最たるものと思われ身につけているダイヤモンドが、不思議な世界に入っていきます。

結婚指輪のダイヤモンドが、この世の中で特別な物質でなく、その辺のただの鉱物なら何も不思議に思わなかっただろう。しかし、ダイヤモンドはちがうのである。光そのものや見えないものを含めて、全宇宙が物質でできていることは誰もが認めるところだと思う。それを柔らかい順番に並べていくと、ずっと硬いほうに人間や動物があって、植物があって、鉱物になる。

その鉱物の中で二番目に硬いのが、ルビーやサファイア。そして鉱物はもとより、全物質中一番が、ダイヤモンドである。ところが、その硬さが、途方もないのである。ルビーやサファイアより少しでも硬ければ、宇宙中で一番硬い物質になるのにもかかわらず、四倍以上も硬いの、だ。なぜその真ん中がないのかと不思議に思えるほどに硬いのである。そういう意味では、光を受けて輝くという特性の前にまず、物質としても特別なのだ。そのとてつもなく硬い上に全円対称の完壁に磨かれたダイヤモンドだけに現れる姿・形、エイトスターです。