歯科医の待合室

ある歯科医院のソファーに腰かけると、真白な壁だけを見ることができます。リラックスでますが、なんだか落ち着きません。このような違和感はどこから来るのでしょうか。このような状況で、私たちはどのように行動しますか。

「キョロキョロ」と五感を存分に使用して情報を得ることを試みます。

その時に情報の取得ができないと、大変不安な気持ちになります。待合室は、そのような情報を発信するスペースです。

一例として、ホワイトニングを採用している医院の場合、ホワイトニングのポスターをかける、またはホワイトニングの試供品を待合室に置くなど、情報を提供する必要があります。ホワイトニングの治療を紹介するDVDなどを流しておくことも効果的です。これらは、時間をかけて丁寧な治療を心がけていることが伝わります。ただし、伝わってくるのは丁寧さだけ。だいたい理解できたかな、と多少曖昧な気もしています。患者さんは、どんな説明が一番理解しやすいのでしょうか?口頭による説明では、これから実施する治療を理解できないのでしょうか?「やってみないと結果がはっきりしない。でも先にお金を払わなければいけない 」これが医療と呼ばれる行為です。

治療後の姿を正確にイメージできることが大切です。口頭による説明では、治療後をイメージすることは困難を伴います。この際利用することは、過去と同じ症例でどんな治療を施して、どんな結果になったか、という具体例を掲示すことです。具体例を提示すると患者さんは、はっきりとした治療後のイメージを描くことができます。

住宅リフォームと同様、ビフォーアフターを見れば、その技術力の様子をはっきりと理解できるのです。 リフォームに関しても完成後の様子が不明であると、期待できないものです。治療技術の確かさについて、患者さんが治療後の姿を想像できるように説明するのが望ましいです。