歯科医とリコール率

ある歯科医院によると、リコール率(定期的な検診受診の割合)が最近低下してきており、院長は、理想の歯科治療から遠ざかってきていることを悩んでいます。定期検診は虫歯予防につながります。衛生管理ができておらずに痛みを感じてからの来院が増加しています。

歯科医院に患者さんが定期的に検診に来ないのはなぜでしょうか。アンケートを採った結果を分析してみると「定期検診の重要性を認識していない」ということが判明しました。この事実が示すことは「治療中に実施する、歯を守ることの大切さに関する説明が不十分である」と思われます。また定期検診を勧めるハガキを見ていないという疑念もあって、その後の調査では、すべての患者さんに葉書が送られていないことも判明しました。「定期検診の重要度」を理解してもらうことが最優先です。先に定期検診の予約を取るようにします。3ヵ月後の予約では、重要性をしっかりと理解していないと、とることができないため1.5ヵ月後の予約を取るようにしています。また、予約を勧めることで、患者さんの歯に対する意識がどの程度高くなったか、ということも確認できます。定期検診の重要性を説明した後、理解しているため予約を勧められても、煩わしく感じません。差別化のアフターフォローを行っても、予約が入らない場合、他に問題があって、相当深刻な状態と考えられます。1.5ヵ月の予約のオファーが効いて、アポイントを取る人が増えても、その一方で、来院予定日に無断キャンセルも多くなる場合があります。どのような理由で無断キャンセルが発生するのでしょうか。1. 5カ月のうちにすっかり忘れてしまったならまだ良い方ですが、歯の定期検診の優先順位が落ちてしまったのでは大変です。

うっかり忘れのキャンセルを減らすために、予約日の1週間から2週間前後に予約した日時をハガキで通知し、下がった優先順位を高めて、手書きで宛名、手書きでメッセージを書いて、葉書を送付しましょう。

メッセージには、治療をした歯について、その後の歯磨きなど確実に実行できているか、など患者さんの治療内容に対応してメッセージを書きます。

患者さんは、手書きの葉書をみたら、歯のことを絶対に思い出してくれます。手書きの葉書はとても印象に残るためです。