あてにならない歯科医院ランキング

最近、医療事故のニュースの中に、医師の技量が問われる内容のものが目立ってき
た。以前であれば大学病院は一般開業医より高く評価されていたが、最近は大学病院
での事故も多く報道されている。医療事故のニュースがたびたび報道されることで、 患者側の自己防衛策として名医探しブームが起きている。しかし、この現象には危険な側面もある。いわゆる名医紹介サービスや名医のランキング本を信頼して治療を受けた結果、さらに悪化したとの訴えも増えた。ランキング本や宣伝本には歯科医自身がお金を払って掲載してもらうケースも多く、技量や対応に問題がある歯科医院が紹介されていることが珍しくない。歯科医院も件数が急増したため他の業界同様、淘汰の時代となっている。ホームページで目立つ広告や誇張した表現で、患者を集める儲け主義に走っている歯科医院も見かける。設備の豪華さや快適空間を紹介し、その歯科医院が良い歯科医であるかのような、お手盛の記事になっている。このような本は、お金でランキングを売ったり、広告記事といってお金を払った医院を取材して歯科医の望むように記事を書いているケースである。 インターネットの検索サイト も同様で、協賛金をたくさん払った歯科医院を上位にするものが多々ある。ネット上の口コミ情報欄でさえ知り合いや身内に書き込ませるところもある。
歯科医師が書いた本では、あたかも自分の治療法が一番良いというように書いてあ り、本を出しているということで、患者はその分野の専門家、有名な良い先生と思う。
しかし、これらの本の中には歯科医が出版社にお金を支払い本を出してもらう自費出
版(広告本) のケースもよくあるので、すべてを信用するのは危険である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です